こんいちは!武田塾池袋校の鈴木です。
勉強のスケジュールは、逆算で立てなければ失敗します。
「今日は調子いいから、単語100個覚えよう!」
「今日は時間もないし、単語10個暗記と、復習だけにしておくか。」
失敗する受験生はこんな感じです。
ゴールまでの道のりが見えていないと、こういった計画作りになってしまいます。
例えば、あなたが2000mの山を1週間で登ろうと思っていたとして、
「今日は10mで良いや。」
「今日は調子いいから、300m登ろう!」
といったとても大きな幅のある計画を立てるでしょうか。
おそらく、幅はあったとしても50mぐらいのはずです。
それは、登る距離が明確にわかっているので計画が立てれるのです。
また、その数字、距離を登らないと到達することは絶対に無理だと「認識」出来ているので、やろう!やらないと!と思えるのです。
受験も全く同じです。
例えば、以下の青山学院の英語の問題を見て下さい。
この問題に必要な要素をまず分解してみましょう。
英単語1625個(高校生英単語のみ)、英熟語800個、英語長文の読解スピード100文字/分。
山頂の距離から逆算するように、受験も試験のレベルから逆算します。
〜では、あなたの志望校に応じて全て逆算した計画が立てれます。
そして、そのために必要なそれぞれの教材を完璧にする(全範囲から出題されて100%いつでも答えれる状態)のにどのくらいの時間が掛るのか知っています。
システム英単語なら、復習も合わせて120時間必要ですし、速読英熟語なら100時間です。
では、あなたが今3年生で、受験まであと300日あり、1日に勉強できる時間が5時間だとすると、確保できる勉強総時間は1500時間です。
英単語に120時間かかり、英熟語に100時間、更に〜で150時間かかり、〜と〜で250時間は使います。するとどうでしょう。
今いったものだけで、620時間掛かります。あなたの残り勉強時間は、880時間です。
そこから、残り〜と〜と〜と〜と〜とをしていて、本当に間に合うでしょうか。
おわかりですね。なので、基礎力というものが大切になるのです。
マーチ以上であれば目安リミットは、高校2年生の3月1日まで。そうすれば、合格率は50%以上はゆうに上がります。
もし3年生でそれをしようとした場合、受験成功率(第一志望合格率)は23人中1人で4%に満たないというデータを私は知っています。
油断しないでください。こちらの記事にもあるように、基礎力が一番時間がかかり大変なのです。
数字を意識しないと焦りは生まれません。今こちらをご覧になったみなさんは、おそらく焦りが生まれたことだろうと思います。
そこからがスタートです。必ず出来ます。諦めず、目標を見据え取り組みましょう。
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