今回は模試の活用法について話したいと思います。
模試を受ける意義は3つあると考えます。
1つ目は自分の立ち位置を知れるということです。
模試を受けることで、普段の学習では知ることのできない自分の相対的な立ち位置を知れます。
受験勉強をしていく中で自分がどのくらいの学力があってどのレベルに現状いるのかを認識しておくことは非常に大切です。
今後の学習のモチベーションにつながっていくでしょう。
2つ目は苦手分野を知れるということです。
普段の学習で教材を進めていく際にはもちろんわかってから次へ次へと進んでいると思います。
しかし、苦手な分野というのは確実に存在します。
それは自分の学習ではなかなか発見しにくいものです。
模試というのは全範囲からある程度はまんべんなく出題されます。
つまり、模試でミスした分野をチェックしておくことで今後の学習で重点的に取り組むべき事柄を容易に把握できるのです。
そして、最後の3つ目は直前の総復習です。
コレ、重要です。
よく、模試に備えて勉強することを否定する人がいます。
私はその意見に反対です。
模試のための勉強というのは多くやる人でもせいぜい1週間程度だと思います。
その短い期間でおそらく必死に全科目全範囲の苦手分野を総ざらいし、万全の準備を取ると思います。
普段の勉強に組み込む復習というのは一週間の復習だったり、せいぜい一か月の復習でしょう。
全範囲の復習というのはなかなかやる機会がないし、やる気も起きないと思います。
ならば、模試を活用しましょう!
模試の成績も上がるし、全体の復習もできるし、一石二鳥ですよ!
模試を軽視せずにどんな模試でも、その日が第一志望の受験日だと思って全力をぶつけましょう!!